自然体験を研究する意義

自然体験を研究する意義

なぜ、自然体験を研究するのか?

時間や空間にしばられることなく、働く人が働き方を自由に選択できる時代がすぐ目の前までやってきています。
自由な働き方は、地方コミュニティーのあり方、企業経営のあり方、そして社会のあり方さえも変えるといわれています。
近い将来、都市部と地方の情報格差はなくなり、どこにいても最新情報にアクセスすることが可能になることで、空間的に離れた者同士の共同作業が容易にできるようになると考えられています。そうなれば、通勤や出社、職場という概念すらも消えていくかもしれません。

厚生労働省発行の報告書「働き方の未来2035年 〜一人ひとりが輝くために〜」においても次のようなことが記されています。

・地方において、豊かな自然を満喫しながら、都市に住むのと同じようにクリエイティブな仕事ができるようになる。
・子育て・仕事・介護・趣味などのバランスを取りながら、地域に根ざした豊かな人生を送ることも可能になる。

つまり自由な働き方は、都市部への人口一極集中、ストレスや家庭の事情における離職問題などのあらゆる社会課題を解決し、一人ひとりが自分らしい人生を送れる社会を実現できる可能性を秘めているのです。

しかしながら、都市部の企業が働く場所を地方に移していくためにはいくつかの障壁があります。
その障壁の一つは、企業が自然活用から享受できる恩恵の具体的なエビデンス(証拠、根拠)が不足していることです。

私たちNature Service LABは、テクノロジーを活用した実験・研究により、今まで漠然と考えられていた知的生産性の向上やイノベーションの促進など、自然から享受できる恩恵のエビデンスを科学的に解き明かし、よりよい社会づくりに貢献してまいります。

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